うわじまパールカップ2019

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平成最後のパールカップに今年も西日本各地から多くのヨットが集まって来てくれました。
前日まではNWの強い風が吹き荒れましたが、当日は穏やかな晴天に恵まれ、平成の最後を締めくくるのにふさわしいメモリアルなヨットレースになりそうです。
開会式と艇長会議を終え50隻のヨットが宇和島港を出港します。
沖から見ると新緑の宇和島城をバックに多数のマストが揺れる素晴らしい光景です。
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レース海面には微風ながらもすでに海風が吹き始めており、風も問題なさそうです。
10:00レーススタート。
弱い風の中約50隻のヨットが一斉に走り出しました。
先頭を争うヨットはいかに早く沖からの安定した風を拾って抜け出すかがポイントとなります。
大良埼と野島を結ぶ線を抜けるまでは弱いブローを拾いながらタックの度に順位が変わる神経戦。
当然のように「ファルコン」(First40)、「5396」(N/M36)などの大型レーサーが抜け出てますが、タックでミートすると「ホワイトホーク」が前を横切ったりする場面もあり面白い序盤戦です。
徐々に風は安定し始め「ファルコン」、「5396」、「小春」(Cape35)、「ユリカゴン」(J/V9.6CR)は野島寄りの南海面へ。
「シェンロン」(ジャノー35OD)、「SAMMY」(YAMAHA33S)は大良埼に突っ込み北海面へ。
「ホワイトホーク」は大良埼に突っ込みすぎるとオーバーセイルになる可能性があると判断し真ん中を行くことにします。
どのコースが良かったのかは分かりませんが、どの道を行ってもあまり変わらなかったかもしれません。
円瀬の第1マークをトップで回航したのは「5396」。
つい先日関東から回航してきたばかりのこの艇は今回のレースが初セイリングということでしたが、純粋なレーシングボートとしての性能からするとトップを走るのは当然。
2番手は「シェンロン」が行き、「ユリカゴン」、「ファルコン」、「小春」、「SAMMY」が続きます。
「ホワイトホーク」はそれから2~3分遅れて7番目で回航。
「LongLong」(Elliott935)は少し引き離しましたが、気付けばすぐ近くまで「だるま」(YAMAHA31F)が迫ってきていました。
円瀬からはスピンラン。
「ホワイトホーク」はヘッドセイルダウンや最初のジャイブでちょっとだけ失敗。
まったく練習などせずぶっつけ本番のシーズン初戦だからまあ仕方ないですね。
その後は建て直し野島を目指しますが、前を行く6隻には近づくことができません。
艇の性能が違いすぎるので仕方ないことなのですが、なんか悔しい。
しかし、我々の後方には40隻以上のヨットがセイリングしており見事な光景が広がっています。
野島の南側を回り込むと錐ヶ瀬浮標まではクローズリーチ。
先行する6艇はすべてダウンウインドセイルからゼノアにチェンジしました。
その後を追う「ホワイトホーク」は先行艇の様子を見ながら行けるところまでスピンを揚げておく作戦にします。
この戦略が見事に当たり、先行艇団との差をグングン縮めて錐ヶ瀬浮標手前で完全に追いつきました。
最終レグはクローズホールドの上り。
抜群のボートスピードで「5396」がファーストフィニッシュ。
2番手は40ftの「ファルコン」を抑えて33ftの「SAMMY」が過去2回優勝の意地を見せました。
4着以下は接戦となりましたが、「シェンロン」、「小春」、「ユリカゴン」、「ホワイトホーク」の順で流れ込みました。
「ホワイトホーク」は格上相手にこの位置でフィニッシュできたことは大健闘だと思います。
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結果は「シェンロン」が念願の初優勝。
来年からはスペシャルレーティングが適用となります。
2位はなかなか優勝できない「だるま」。
「ホワイトホーク」はスペシャルレーティングのハンデがありましたが、2年連続3位に食い込むことができました。
出場48艇すべてが無事にフィニッシュし、運営的にも非常に嬉しい結果となりました。
夕方からのアフターパーティーは例年どおり大盛況となり、宇和島市長の驚くべき強運で最後は最高潮の盛り上がりで幕を閉じました。
毎年たいへんなレース運営をしている我々宇和島ヨットクラブスタッフにとっては、今年も事故なく無事にパールカップが終了したことに一番の幸せを感じています。
「うわじまパールカップ」がこの海域でのシーズン初戦となりますが、今シーズンも楽しいヨットライフを送りましょう!!
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(この記事で使用している写真の一部はうわじまパールカップ実行委員会が本部船から撮影した画像を使用しています。レース中の写真は下のリンク先にあるフォトアルバムに格納していますのでご自由にダウンロードしてお使いください。)


うわじまパールカップフォトアルバム


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この記事へのコメント

ちはやママ
2019年04月30日 21:08
白熱のレポート、楽しく拝読しました。
皆さん、すごいなあ。
まざりたかったなあ!!

ほわいとほーく
2019年04月30日 21:25
ちはやママさん、こんばんは。
良いレースができてパーティーも盛り上がり、今年のパールカップは大成功でした。
「CHIHAYA」のパパさんママさんにお会いできず、ちょっと残念でしたが、来年は参加できるといいですね。
ヨットのシーズンは始まったばかりです。
今シーズンもどこかの海でお会いできることを願っています。
秋の別府にはおじゃまさせていただきますね。
(^^)/
ハミングバードV
2019年05月01日 04:47
常連さんの戦いになりましたね。3位おめでとうございます♪アリランレースは、雨の玄海灘を北上するレースになりました。令和が良い時代になりますように上加茂神社様の願い石にお願いいたしましょう♪運営もお疲れ様でした。
ほわいとほーく
2019年05月01日 09:12
ハミングバードⅤさま。
まもなくアリランレーススタートですね。
天気は回復しそうですが、玄界灘は風が強まりますかね。
全艇無事に釜山へフィニッシュしてもらいたいものです。
宇和島や別府のレースでは毎回同じような顔ぶれで競い合っています。
勝ったり負けたりがモチベーションになり、刺激しながらいい関係になっていると思います。
\(^o^)/
DNF陶朱
2019年05月01日 17:01
ほわいとほーく様
『ありがとう御座いました』『お疲れさまでした』の言葉につきます。開会式から艇長会議~レース~会場設営~延々3時間を超える表彰式パーティー(此の3時間全く飽きることなく盛り上がりは、はんぱ無いでした) 本当にパワフルに働かれ、脱帽です。色々勉強させて頂きました。この教えを、関空レースに生かさなければ。
お礼が遅くなり、失礼いたしました。お疲れが出ませんように。
ほわいとほーく
2019年05月01日 19:21
DNF陶朱さま。
遠方にもかかわらず宇和島までお越しくださいまして、ありがとうございました。
ほぼ手作りのヨットレースやパーティーですので、さぞお見苦しかったと思います。
参加賞や抽選会の賞品などは、宇和島ヨットクラブのメンバーが知り合いの地元企業を回ってスポンサーになってもらい、支給してもらったり購入したりしたものです。
最初はいろいろな苦労もありましたが、今ではすっかりスポンサー様も定着して、一緒にレセプションを楽しんでいただいています。
ヨット不毛の地である宇和島にこれだけのヨットが集結し、市民とともに盛り上がれるイベントをこれからも続けていきたいと思っています。
いつか陶朱号でこのレースに参加していただきますことを心よりお待ちしています。
関空ヨットレースも頑張ってくださいね。
\(^o^)/