思わぬ盲点(ヤンマー2GM)

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ヨットのエンジン整備をしていて冷却海水ポンプのプーリーの異常に気付きました。
まさかプーリーがダメになるとは思ってないので予備の備え置きがありません。
しょうがないのでヤンマーに部品を注文。
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通常プーリーの穴はポンプシャフトの切り欠きに合わせてキー状の穴になっていますが、取り外したプーリーの穴はストレート部分がなくなって真ん丸の穴になっていました。
整備で海水ポンプを解放するまで、冷却水はよく出ていたのでプーリーが滑っていたということはないと思いますが、危ないところでした。
インペラの取り換えはポンプケーシングの蓋を外すだけなのでプーリーを取り外すことはありません。
今回はシール取り換えのため軸抜きをしたのでたまたま気付きました。
真ん丸穴のままでも取り付けられるため気付かない場合もあるかもしれず、盲点かもしれません。
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新品のプーリーをよく見てみるとキー穴部の板厚が薄く、しかも精密な加工ではないためいかにも弱そうです。
ヤンマー曰く、キー穴がナメてしまうのは珍しいことではないそうです。
プーリーの値段はインペラ1個より安いので、予備として持っていたほうが良いかもしれません。
これからはインペラやベルトを交換する時に点検することにしましょう。
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ヤンマーの部品は平日なら1日か2日で入荷しますが、作業は週末にしかできないため結局2週間がかりの非効率な整備作業になってしまいました。
新品のプーリーは黒塗装なので違和感があります。
錆止めをしてヤンマー純正カラーに再塗装しました。
新しいインペラを取り付け、ポンプを組み立てエンジンに装着。
試運転して各部を点検し異常なし!!
エンジンが温まったところで、オイル交換をして今回の機関整備終了です。
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ヨットもそろそろ冬眠です。
ヨットは稼働しなくなりますが来シーズンに向けての整備作業が本格化???するといいのですが・・・


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この記事へのコメント

ハミングバードV
2020年12月06日 00:44
エンジンのメンテナンス作業ご苦労様でした。ヤンマーのエンジンは…欧州でも高い評価を受けていますね。部品は変えないポリシーは…ユーザー目線から花丸ですね。部品の改良も声を伝えてください。ヤンマーは…社長さんも若返り、イメチェン中です。笑い。
SundayⅡ
2020年12月06日 06:27
プーリーがヤンマーカラーでは無い事にビックリ‼️
切り欠き部分を作って予備部品にしては如何ですか?
ワッシャか何かを加工して、溶接かビス止め、勿体ない様な気がします。
ほわいとほーく
2020年12月06日 21:39
ハミングバードⅤさま。
小型の舶用機関はヤンマーがいちばんいいと思います。
とくに2GMは名機ですね。
優れたエンジンとはいえ、弱点もあります。
部品の改良で対策できる箇所については積極的に検討してもらいたいものです。
ほわいとほーく
2020年12月06日 21:52
Sunday Ⅱさま。
私もワッシャーを加工するか平板を2枚ビス止めして対策するかなど検討しました。
しかし意外と安い品物だったので、新品の予備を持っておいてもいいのかなと思います。
なんちゃってオーシャンセーラー
2020年12月07日 00:28
初めまして。
我が艇もプーリーが同じ状態になって交換したことがあります。
自然に摩耗してしまったのか組間違えて合わせずに締めこんでしまったのが原因かは不明ですが確かに”予備”を持っておいたほうがいいパーツですね!
交換はしたけど予備を持つという発想までしていませんでした。
大変参考になりました!ありがとうございます!!
ほわいとほーく
2020年12月07日 16:35
やんちゃってオーシャンセーラーさま。
時々ブログ拝見させていただいてます。
冷却水ポンプのプーリーも消耗品と考え、インペラやVベルトなどと同様に予備を備えていたほうが良いかもしれませんね。
沖でトラブってモノがないため、帆走入港せざるを得なくなるリスクを回避できるかもしれません。
今後ともよろしくお願いいたします。